●競技場(フィールド)の大きさ

競技場の大きさは縦90m−120m、横45m−90mです。国際試
合では最大で縦110m×横75m、 最小で縦100m×横64m
と決められています。ちなみに、W杯やオリンピックでは、縦10
5m×横68mと なっていて、日本国内ではこの大きさを標準としています。


●センターサークル

センターマークを中心にセンターライン上に描かれた半径9.15mの
円のこと。この距離はフリーキックやコーナーキックなど、ボール
が静止状態で始まるプレーに対して、相手競技者がボールから離れ
なければならない距離です。従って、キックオフやPKなども同様です。


●ゴールエリア

両ゴールポストの内側から5.5mの所に直角に5.5mの線を引き
その両端をゴールラインと水平に結んでできた四角い範囲。
ゴールキックの時にボールを置くことができるエリアであり、
キーパーが十分に保護されるエリアです。


●ペナルティエリア

両ゴールポストの内側から16.5mの所に直角に16.5mの線を引き
その両端をゴールラインと水平に結んでできた四角い範囲。
ゴールキーパーは、このエリア内(自陣)でのみ手でボールを扱うこと
ができます。また、ペナルティキックの際にはキッカーとキーパー
以外はこのエリアの外に出なければなりません。ゴールキーパーは
このエリアの中ならボールを持ったまま自由に歩けます。
ただしボールを持てる時間は6秒間だけです。


●ペナルティアーク

ペナルティマークから半径9.15mの円弧をペナルティエリアの外に
描きます。これはPKの時、ボールから9.15m離れなければならない
という距離です。この場合は敵味方関係なくキーパーとキッカー以外
はペナルティエリアとペナルティアークの外に出なければなりません。


●コーナーエリア

各コーナーフラッグポストから半径1mの円弧を描いたエリア。
コーナーフラッグはタッチラインとゴールラインの交点上に垂直に立てます。
このエリアはコーナーキックの時にボールを置くエリアで、
そのときボール全体がこのエリア内に入っていなければなりません。


●タッチライン

フィールドの縦(長い方)のライン。その長さは‘競技場の大きさ’に記した通りです。


●ゴールライン

フィールドの横(短い方)のライン。その長さは‘競技場の大きさ’に記した通りです。


●センターライン(ハーフウェイライン)

両サイドのタッチラインの中央どうしを結ぶ競技場の真中の線で自陣と
敵陣を区分します。キックオフの時及びオフサイドの判定に関係します。
キックオフの時には全員が自陣にいなければなりません。


●センターマーク

キックオフを始める位置。センターラインの中央です。


●ペナルティマーク

ゴールの中心から11m離れた直径22cmの円形の印。
草サッカーではよく ’×’マークをかく事もあります。(自陣の)
ペナルティエリア内で相手選手に対し直接フリーキックとなるファールを
犯した場合このマークの位置からペナルティキック(PK)を
蹴ることができます。


●ゴール

ゴールポストの内側が7.32m、クロスバーの内側の高さが2.44m
のものを使用します。ゴールポストとクロスバーの幅、厚さは等しいものとし、
12cmを越えないものとします。色は白で形は正方形・長方形・円形・
半円形・楕円形のいずれも可。ゴールは安全の為地面にしっかりと固定してください。


●ライン

全てのラインは12cm以下の線で描きます。境界線はラインの外側です。


●フラッグ

各コーナーには先端の尖っていない高さ1.5m以上のフラッグ(旗)を立てます。
センターラインの両端にも任意に立てることができます。
その場合、タッチラインから1m 以上離して立てることになっています。


●ゴールネット

ゴールネットはゴールポストとクロスバー、及び後方の地面にしっかりと
取りつけます。ネットはゴールキーパーの活動を妨げないように張ること。
ゴールネットに穴が開いていたり取り付けがしっかりされていないと、
ゴールの是非の判定が微妙になります。


●ボールの形と材質

ボールは球状で、皮やその他定められた材質のものを用います。


●ボールの大きさ

ボールの外周は68cm以上70cm以下となっています。


●ボールの重さ

競技を開始したときに410g以上450g以下であること。
雨中での競技 で水分を含みこれを越える場合もありますが、
規定違反ではありません。


●ボールの空気圧

海面の高さにおいて0.6〜1.1気圧のもの。競技中もこの値を保持
しなければなりません。


●予備のボール

予備のボールも同様の規格を満たしたものを用意します。


●ボールの交換 アウトボール

競技中に主審の承認を得ないでボールを交換してはいけませんが、
最近は時間の節約の為に マルチボールシステムが採用されています。
これはアウトボールとなった場合にあらかじめフィールドの周りに複数の
ボールを用意しておき、それを 主審の許可なく使用できるというものです。
公式の試合以外ではまだあまり採用されていないようです。


●ボールの交換 欠陥

競技中にボールが破裂したり空気が抜けたときは一度競技を停止し、
そのボールが異常となった地点で主審 が新しいボールをドロップして
競技を再開します。また、ボールの欠陥が競技の停止中(キックオフ、
ゴールキック、コーナーキック、 フリーキック、スローイン、ペナルティキックなど)
に起こった場合は新しいボールで適宜再開します。


●ボールのマーク

ここで言うマークとは、FIFAの承認マーク、検定マーク、国際試合
ボール基準を示す3つ のマークのことで、このうちいずれかのマークが
付いたボールを使用します。


●競技者

試合は11人以下の競技者からなる2つのチームによって行われる。
チームの競技者のうち1人はゴールキーパーである。
どちらかのチームが7人未満の場合は試合を開始しない。


●公式競技会

FIFA、各大陸連盟、各国協会が行う公式競技会の試合で、いかなる試合でも
最大3人までの交代を行うことができる。 競技会規定の中には、最小3人から
最大7人までの範囲で、登録できる交代要員の数を明記しなければならない。


●その他の試合

その他の試合では、次の条件で交代を行うことができる:
関係するチームが交代できる最大人数について合意している
試合前に主審に通知されている
試合開始前に主審に通知されなかったり、合意していなかった場合は
3人までの交代しか認められない。


●全ての試合

全ての試合において交代要員の氏名は試合開始前に主審に届けられていなければならない。
氏名の届けられていない交代要員は試合に参加できない。


●交代の手続き

競技者が交代要員と交代する場合は、次の条件を守らなければならない:
交代する前に、主審に交代の通告をする
交代要員は退く競技者がフィールドの外に出た後に、しかも主審の合図を受けてからフィールドに入る。
交代要員は試合の停止中に、ハーフラインのところからフィールドに入る
交代は交代要員がフィールドに入ったときに完了する。
その瞬間からその交代要員は競技者となり、退いた競技者は競技者ではなくなる
退いた競技者は、その試合に再び参加することはできない
交代要員は、出場するしないにかかわらず主審の権威と権限の行使に従わなければならない


●ゴールキーパーの入れ替え

ゴールキーパー以外の競技者は、次の条件でゴールキーパーと入れ替わることができる。
入れ替わる前に主審に通告する
試合の停止中に入れ替わる


●違反と罰則

主審の承認を得ないで交代要員がフィールドに入った場合:
プレーを停止する
交代要員を警告し、イエローカードを示して、フィールドから離れるように命じる
プレーを停止したときにボールのあった地点でドロップボールを行いプレーを再開する
競技者が主審の承認を得ないでゴールキーパーと入れ替わった場合
プレーを続ける
ボールが次のアウトオブプレーになったときに違反に関わった競技者に警告(イエローカード)を示す
本条のその他の違反に対して:
違反に関わった競技者に警告(イエローカード)を示す


●プレーの再開

警告するために主審がプレーを停止した場合:
プレーを停止したときにボールのあった地点で、相手チームによっ
て行われる間接フリーキックで試合を再開する


●競技者と交代要員の退場

キックオフ前に退場を命じられた競技者の補充は、氏名を届け出た交代要員の中からのみ認められる。
競技開始の前後を問わず、氏名を届け出た交代要員が退場を命じられた場合、その補充はできない。


●国際評議会の決定

決定1
第3条の規定に関わらず、1チームの競技者の最少人数については、
各国協会の裁量に任せる。しかしながら評議会の見解としては、
いずれかのチームが7人未満となった場合は、試合を続けるべきではない。

決定2
監督は、試合中に戦術的指示を競技者に伝えることができるが、
指示を伝えたら直ちに所定の位置に戻らなくてはならない。
監督およびその他の役員は、テクニカルエリアが設けられている場合には、
この中にとどまっていなければならないし、責任ある態度で行動しなければならない。


●(財)日本サッカー協会の決定

1チームの競技者の最小数については、評議会の"決定1"の見解をそのまま採用する。


●基本的な用具

ユニフォーム(上下)、すね当て、ストッキング、靴(スパイク)


●すね当てについて

すね当ては適切な材質で作られていて、しっかり保護されるものでなければなりません。
また、 その上にストッキングを履いて完全に覆います。


●アンダーパンツ

アンダーパンツを着用する場合にはユニフォームと同色でなければなりません。


●スパイク

靴(スパイク)についての規定は現在ないですが、日本では取り外し式のポイント
(高さ19mm以下、断面の直径12.7mm以上で円形)などのチェックを
安全のため試合前に行っています。


●ゴールキーパー

ゴールキーパーは審判や他の競技者と区別がつく色のユニフォームを着ることが定められています。
帽子や手袋、ロングパンツの着用も認められています。


●安全

爪を伸ばしたり、眼鏡をかけてプレーすることも安全のため禁止されています。


●違反と罰則

上記に違反していた場合でも主審はプレーを停止せず、アウトプレーとなった時点で
その違反者に対し フィールドから離れた場所で用具を正すよう指示します。
用具を正したプレイヤーは主審の承認を得てからフィールドに復帰することができます。
承認なしにフィールドに復帰した場合警告となります。
主審は復帰を認める前に用具が正されたかどうかきちんと確認します。


●直接フリーキックとなる違反

相手を蹴ったり、または蹴ろうとした場合
相手をつまずかせたり、つまずかせようとした場合
相手に飛びかかったとき
相手を打ったり、打とうとした場合
相手を押した場合
ボールを奪うために相手にタックルしたり、ボールより前に相手に接触した場合
相手を抑えた場合
相手に唾を吐きかけた場合
ボールを意図的に手で扱った場合
上記のことを不用意に、また無謀に、あるいは過剰な力で行ったと主審が判断した場合は、
相手チームに対して違反の起こった地点からの直接フリーキックが与えられます。


●間接フリーキックとなる違反

ゴールキーパーが自陣のペナルティーエリア内で、ボールを手から離して、
そして他の競技者が触れる前に再びボールに手で触れた場合
ゴールキーパーが自陣のペナルティーエリア内で、味方競技者から意図的に渡された
ボールに手で触れた場合
ゴールキーパーが自陣のペナルティーエリア内で、味方競技者によってスローインされた
ボールをダイレクトに受けて手で触れた場合
ゴールキーパーが自陣のペナルティーエリア内で、時間を浪費した場合
ゴールキーパーが自陣のペナルティーエリア内で、6秒以上ボールを手に持っていた場合
競技者が危険な方法でプレーした場合
競技者が相手の前進を妨げた場合
競技者が相手ゴールキーパーが手からボールを離そうとするのを妨げた場合
上記のことを行ったと審判が判断した場合は、 相手チームに対して違反の起こった
地点からの間接フリーキックが与えられます。


●警告となる違反

反スポーツ的行為を犯した場合
言葉または行動によって異議を示した場合
競技規則に繰り返し違反した場合
プレーの再開を遅らせた場合
コーナーキックまたはフリーキックでプレーを再開するときに、規定の距離を守らなかった場合
主審の承認を得ずにフィールド内に入ったり、または復帰した場合
主審の承認を得ずに意図的にフィールドから離れた場合
競技者が上記の違反を犯した場合には、警告(イエローカード)処分が与えられます。


●退場となる違反

著しく不正にプレーを犯した場合
乱暴な行為を犯した場合
相手競技者、あるいはその他の者に唾を吐きかけるような行為をした場合
競技者が意図的にボールを手で扱って、相手チームの得点や決定的な得点チャンスを
阻止した場合
フリーキック、あるいはペナルティキックとなる違反で、ゴールに向かっている相手
競技者の決定的な得点チャンスを阻止した場合
攻撃的、侮辱的、あるいは口汚い発言をした場合
同じ試合の中で2回目の警告(イエローカード)を受けた場合
競技者が上記の違反を犯した場合には、退場(レッドカード)処分が与えられます。


●プレー時間

前半・後半45分ずつで1試合90分です。試合時間を変更 する場合は、
プレー開始前に両チームの合意のもとで競技会規定に従って行います。


●ハーフタイム

競技者はハーフタイムに15分を超えない範囲でインターバルをとる権利があります。
この時間は協議会規定に盛り込んでください。


●空費された時間の追加

いわゆるロスタイムと呼ばれるもので、競技者の交代に要した時間、競技者の負傷の
程度の判断に要した時間や負傷者の搬出に要した時間、
その他の理由によって費やされた時間を前後半でそれぞれ追加することです。
空費された時間をどれだけ追加するかは主審が判断します。


●ペナルティーキック

前後半の終了時、あるいは延長戦の前後半の終了時にペナルティーキックが行われる場合は、
完了するまで時間が追加されます。


●延長戦

協議会規定に、前後半同じ時間の延長戦の条項を設けることができます。
また規定によっては延長戦 のない試合もあります。


●中止試合

中止された試合は、他に協議会規定に定められていなければ再試合を行います。


●キックオフ

キックオフは試合のスタート時と後半のスタート時、どちらかのチームの得点後、
延長戦がある場合はその前・後半の開始時に行い ます。試合開始のときは、試合前にコインをトスし、
負けた方が行います。勝った方は前半に攻めるゴールを決め、さらに
後半のキックオフも行います。草サッカーなどではコイントスの変わりに
ジャンケンで決めることもあります。得点のあとのキックオフは得点 されたチームが行います。
その際ダイレクトに得点することも認められます。
陣地(エンド)は前半と後半で入れ替わります。キックオフのときには 全ての競技者が
自陣にいなければいけません。キックオフをする相手チームの競技者はボールがインプレー
となるまでセンターサークルから 9.15m離れていなければいけません。
ここでのインプレーとは主審の合図後、ボールが蹴られて前方に動いてからのことをいいます。
最初にボールを 蹴った競技者は、他の競技者がボールに触れるまでは再びボールに触れてはいけません。


●違反と罰則

他の競技者がボールに触れる前に最初のキッカーが再び触れてしまった場合は、
相手チームへその地点 からの間接フリーキックが与えられます。
その他の違反に対してはキックオフをやり直します。


●ドロップボール

落とされたボールがグランドに触れる前に、競技者がボールに触ったり、
ボールがグランドに触れたあとで競技者が ボールに触るよりも前にボールがフィールドの
外に出てしまった場合はドロップボールをやり直します。


●特別な状況でのドロップボール

ゴールエリアの中で一時停止になった場合のドロップボールは、プレーが停止されたときに
ボールがあった地点に最も近いゴールラインに平行なゴールエリアのライン上で行います。


●アウトオブプレー

地上、空中を問わずにボールがゴールラインまたは、タッチラインを完全に越えた場合や、
主審がプレーを停止した場合のことです。再開方法はスローインやゴールキック、
コーナーキック、ドロップボールなど。
ライン上にボールが少しでもかかっていればアウトオブボールになりません。


●インプレー

アウトオブボール以外はインプレーです。ゴールポストやクロスバー、コーナーフラッグ、
またフィールド内の審判に当たったとしてもボールがフィールド内にある限りはインプレーとなります。


●得点

ゴールポストとクロスバーの下でボール全体が完全にゴールラインを越えたとき、
得点がカウントされます。ライン上にボールがかかっているうちはゴールと認められません。


●勝利チーム

当然多く得点したチームが勝ちとなります。同点又は、両者無得点の場合は引き分けです。
ただし、その試合の競技規定により、試合後PK戦などを設けることもあります。


●オフサイドのポジション

ある競技者がボールより相手ゴールラインに近い場所で、その競技者の前(相手ゴールライン側)
に相手競技者が2人以上いない場合にこの競技者のいる場所をオフサイドポジションと呼びます。
このポジションはセンターラインより相手エンドにおいてのみ発生します。
オフサイドポジションにいること自体は違反ではありません。
さらに、競技者が後方から2人目の相手競技者と並んでいるときや、後方の2人と
その競技者3人が並んでいる場合はオフサイドポジションとは言いません。


●違反

ボールが味方から蹴られた(パスを出された)瞬間にオフサイドポジションにいた
競技者が積極的にプレイに関与した場合や、そのパスに対してプレーに加わった場合や、
ボールにからんだ相手競技者に対して干渉した場合、またその位置にいたことによって
利益を得た場合に主審の判断により罰せられます。


●違反とならない場合

ゴールキック、スローイン、コーナーキックの場合はオフサイドポジションで競技者が
積極的にボールに干渉してもオフサイドの違反はとられません。


●違反と罰則

オフサイドの違反に対し、相手チームには違反の起きた地点からの間接フリーキックが与えられます。


●フリーキックの種類

フリーキックとは、違反のあった場所から自由にボールを蹴って良いというルールです。
ただしダイレクトにゴールを狙えるのは直接フリーキックだけで、間接フリーキックは
直接ゴールを狙うことはできません。 直接・間接フリーキックいずれの場合も、
キックが行われるときボールは静止しており、キッカーは他の競技者がボールに触れるまで
ボールに再び触れてはいけません。間接フリーキックのときは、主審が一方の腕を頭上に上げています。
直接フリーキック
1.直接フリーキックが行われ、相手のゴールに直接入った場合、得点となります。
2.直接フリーキックが行われ、自分のゴールに直接入った場合、相手チームのコーナーキックとなります。
間接フリーキック
1.間接フリーキックが行われたときは、相手ゴールに入る前に他のプレイヤーを介さないと得点になりません。
2.間接フリーキックが行われ、ボールが相手ゴールに直接入った場合は、ゴールキックとなります。
3.間接フリーキックが行われ、自分のゴールに直接入った場合、相手チームのコーナーキックとなります。


●フリーキックのときの位置

ここではいろいろな場所、場面で行われるフリーキックについて説明します。
ディフェンス側のペナルティエリア内での間接、直接フリーキック
1.相手競技者は9.15m以上ボールから離れなければなりません。
2.相手競技者は、ボールがインプレーとなるまでペナルティエリアの外にいなければなりません。
3.ボールがペナルティエリアの外に直接蹴り出されてインプレーとなります。
4.ゴールエリア内で与えられたフリーキックは、そのエリア内の任意の地点から行うことができます。
オフェンス側のペナルティエリア内での間接フリーキック
1.相手競技者は、インプレーとなるまで、自分のゴールポストのゴールライン上に立つ場合を除いて、
9.15m以上ボールから離れなければなりません。
2.ボールが蹴られて動いたときにインプレーとなります。
3.ゴールエリア内で与えられたフリーキックは、違反の起きた地点に最も近いゴールラインに
平行なゴールエリアの ライン上から行います。
ペナルティエリア外でのフリーキック
1.相手競技者は、インプレーになるまで9.15m以上ボールから離れなければいけません。
2.ボールが蹴られて動いたときにインプレーとなります。
3.フリーキックは違反の起きた地点から行います。


●違反と罰則

ここでは、フリーキックに関わる違反と罰則について説明します。
フリーキックを行うときに、相手競技者が規定の距離よりボールに近づいて
いた場合は、キックのやり直しとなります。
ペナルティエリア内でディフェンス側がフリーキックを行ったとき、ボールが
直接インプレーにならなかった場合は、キックのやり直しとなります。
ゴールキーパー以外の競技者がフリーキックを行い、ボールがインプレーになって
他の競技者に触れる前にそのキッカーが再びボールに触れた場合は、相手チームへ
その地点からの間接フリーキックが与えられます。
ゴールキーパー以外の競技者がフリーキックを行い、ボールがインプレーになって
他の競技者に触れる前に、キッカーが意図的にボール を手で扱った場合は、
相手チームへその地点からの直接フリーキックが与えられます。ただし、違反の起きた
地点が キッカーの自陣のペナルティエリア内であれば、ペナルティキックとなります。
ゴールキーパーがフリーキックを行い、ボールがインプレーになって
他の競技者に触れる前に、キーパーが再びボールに触れた場合、相手チームへ
その地点からの間接フリーキックが与えられます。
ゴールキーパーがフリーキックを行い、ボールがインプレーになって他の競技者に触れる前に、
キーパーが意図的にボールを手で扱った場合、相手チームへその地点からの直接フリーキックが
与えられます。 ただし、違反が自陣のペナルティエリア内 で起きた場合には、
間接フリーキックとなります。


●ボールと競技者の位置

ボールはペナルティマークの上に置き、オフェンスチームはペナルティキックを行う
競技者を特定します。 ゴールキーパーはボールが蹴られるまでは、ゴールライン上に
いなければなりません。キッカー以外の競技者は、ペナルティエリアの外
でかつ、ペナルティマークより後方にいなければなりません。


●進め方

キッカーはボールを前方へ蹴りますが、ボールが他の競技者に触れるまではそのキッカーが
再びボールに触れることはできません。ボールが蹴られて前方へ動いたらインプレーとなります。


●違反と罰則

インプレーとなる前に、PKを行う競技者が違反した場合はそのままPKを行います。
インプレーとなる前に、PKを行う競技者が違反をしてゴールに入った場合、
その得点は無効となり、PKをやり直します。
インプレーとなる前に、PKを行う競技者が違反をしてゴールに入らなかった場合、
再度のPKは行いません。
インプレーとなる前に、ゴールキーパーが違反した場合、そのままPKを続行します。
インプレーとなる前に、ゴールキーパーが違反をし、ゴールに入った場合は、
得点として加算されます。
インプレーとなる前に、ゴールキーパーが違反をし、ゴールに入らなかった場合、
PKをやり直します。
インプレーとなる前に、PKを行う競技者の味方競技者がペナルティエリアに
入ったり、9.15m以内に近寄った場合はそのままPKを行います。
ただし、ボールがゴールに入った場合は、PKをやりなおします。
蹴ったボールがクロスバーに当たったり、 ゴールキーパーの防御により跳ね返って
キッカーに触れた場合、相手チームへその地点からの間接フリーキックが与えられます。
インプレーとなる前に、ディフェンス側の競技者がペナルティエリア内に入った場合は、
PKはそのまま続行され、ゴールに入った場合は得点として加算されます。
ゴールに入らなかった場合は、PKをやり直します。
インプレーとなる前に、両チームの競技者が違反した場合、PKをやり直します。
PKを終えたキッカーが、ボールが他の競技者に触れる前に、ボールに再び
触れたときは、相手チームへその地点からの間接フリーキックが与えられます。
PKを終えたキッカーが、ボールが他の競技者に触れる前に、意図的にボールを
手で扱ったとき、相手チームへその地点からの直接フリーキックが与えられます。
PKが行われ、ボールが前方に進行しているときに外部からの要因がボールに
加えられたときはPKをやり直します。
PKが行われ、ボールがゴールキーパーやクロスバーなどによりフィールド内に
跳ね返ったのち、外部からの要因がボールに加えられたときはプレーを停止し、
その地点でドロップボールによりプレーを再開します。


●進め方

スローインを行う競技者は、両足ともその一部をタッチライン上または ラインの外の
グランドにつけていなければなりません。そして両手でしっかりボールを持ち、
頭の後方から頭上を通過させて ボールを投げなければいけません。ボールがフィールドに
入った瞬間にインプレーとなります。ボールが他の競技者に触れるまで、
スローアーはそのボールで再びプレーしてはいけません。


●違反と罰則

ゴールキーパー以外の競技者がスローインを行った時に、ボールがインプレーになって
他の競技者が触れる前に、そのスローアーが ボールに再び触れた場合、相手チームへ
その地点からの間接フリーキックが与えられます。
ゴールキーパー以外の競技者がスローインを行った時に、ボールがインプレーになって
他の競技者が触れる前に、そのスローアーが 意図的にボールを手で触った場合は、
相手チームへその地点からの直接フリーキックが与えられます。 ただし、違反が
スローアーの ペナルティエリア内で起きた場合は、ペナルティキックとなります。
ゴールキーパーがスローインを行い、ボールがインプレーになって他の競技者が
触れる前に、ゴールキーパーがボールに再び触れた場合、 相手チームへその地点からの
間接フリーキックが与えられます。
ゴールキーパーがスローインを行い、ボールがインプレーになって他の競技者が
触れる前に、ゴールキーパーが意図的にボールを手で 触った場合は、相手チームへ
その地点からの直接フリーキックが与えられます。ただし、違反がゴールキーパーの
ペナルティエリア内で起きた 場合は、相手チームへその地点からの
間接フリーキックが与えられます。
相手競技者がスローアーをアンフェアに惑わせたり、妨げたりした場合は、
その競技者に反スポーツ的行為としての警告(イエローカード)を与えます。
その他の違反に対しては、相手チームの競技者のスローインとなります。


●進め方

ディフェンス側の競技者がゴールエリア内の任意の地点からボールを蹴ります。
ボールがインプレー になるまで競技者はペナルティエリアの外にいなければなりません。
ボールがペナルティエリアの外に蹴り出されたとき、 初めてインプレーとなります。
また、ボールが他の競技者に触れるまで、キッカーは再びボールに触れてはいけません。


●違反と罰則

ボールがペナルティエリアの外へ直接蹴り出されなかった場合はやり直します。
ゴールキーパー以外の競技者がゴールキックを行った時に、ボールがインプレーに
なって他の競技者が触れる前にそのキッカーが 再びボールに触れた場合、相手チームへ
その地点からの間接フリーキックが与えられます。
ゴールキーパー以外の競技者がゴールキックを行った時に、ボールがインプレーに
なって他の競技者が触れる前にそのキッカーが 意図的にボールを手で触った場合、
相手チームへその地点からの直接フリーキックが与えられます。違反がキッカーの
ペナルティ エリア内で起きた場合は、ペナルティキックとなります。
ゴールキーパーがゴールキックを行い、ボールがインプレーになって他の競技者が
触れる前に、ゴールキーパーがボールに再び触れた 場合、相手チームへその地点からの
間接フリーキックが与えられます。
ゴールキーパーがゴールキックを行い、ボールがインプレーになって他の競技者が
触れる前に、ゴールキーパーが意図的にボールを手で 触った場合、相手チームへ
その地点からの直接フリーキックが与えられます。ただし、違反がゴールキーパーの
ペナルティエリア内で起きた場合は、間接フリーキックとなります。
その他の違反に対しては、ゴールキックのやり直しになります。


●進め方

ボールがフィールド外に出たら、出た場所に近い方のコーナーアークの中にボールを
置いてオフェンス側がボールを 蹴ります。そのときに、コーナーフラッグを動かしては
いけません。ボールが蹴られて動いた時に初めてインプレーとなります。
インプレーになるまで、相手競技者達はボールから9.15m以上離れていなければ
なりません。また、ボールが他の競技者に触れるまで、 蹴った競技者は
そのボールに触れてはいけません。


●違反と罰則

ゴールキーパー以外の競技者がコーナーキックを行った時に、ボールがインプレーになり
他の競技者が触れる前にそのキッカーがボールに 再び触れてしまった場合、
相手チームへその地点からの間接フリーキックが与えられます。
ゴールキーパー以外の競技者がコーナーキックを行った時に、ボールがインプレーに
なって他の競技者が触れる前にそのキッカーが意図的に ボールを手で触った場合、
相手チームへその地点からの直接フリーキックが与えられます。ただし、違反が
そのキッカーのペナルティエリア内 で起きた場合は、ペナルティキックとなります。
ゴールキーパーがコーナーキックを行い、ボールがインプレーになって他の競技者が
触れる前に、ゴールキーパーがボールに再び触れた場合、 相手チームへその地点からの
間接フリーキックが与えられます。
ゴールキーパーがコーナーキックを行い、ボールがインプレーになって他の競技者が
触れる前に、ゴールキーパーが意図的にボールを手 で触った場合、相手チームへ
その地点からの直接フリーキックが与えられます。ただし、違反がゴールキーパーの
ペナルティエリア内で起きた場合は、違反の起きた場所からの間接
フリーキックとなります。
その他の違反に対しては、ゴールキックのやり直しとなります。



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